応神天皇陵古墳外濠外堤

[応神天皇陵古墳] に関するエピソード
古墳は古市古墳群最大の前方後円墳で、現在宮内庁によって「応神天皇恵我藻伏崗陵(えがのもふせのおかのみささぎ)」とされています。墳丘長約425mを誇り、国内で2番目の長さを誇ります。しかも、墳丘を盛るときに使用した土の量は約140万立方メートル(大型ダンプカーで17万台分)以上で、仁徳陵(大仙)古墳を上回り全国第1位の体積を誇ります。墳丘は高さ36mで三段に積み重ねられ、くびれ部の両側には造り出しを備え、斜面は一面に石が葺かれています。墳丘のまわりには濠と堤が巡りますが、東側では先に造られた二ツ塚古墳があって形がひずんでいます。しかし西側では二重目の濠と堤の跡が良く残っており、応神陵古墳の長大な範囲を見ることができます。
なお、出土遺物には円筒埴輪や盾・靫・家・水鳥などの形象(けいしょう)埴輪の他に、蓋形(きぬがさがた)木製品やクジラ・タコなどの特殊な土製品もあります。
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