甘党?紅茶?西洋食!【西洋食倶楽部紅茶屋「カン月」編】
みなさん、こんにちは。
当ブログ5回目の更新です。
第一回で埴生野、第二回は恵我ノ荘、第三回で伊賀、第四回で白鳥と来て、今回ははびきののお店を紹介します。
今回紹介するのは「西洋食倶楽部紅茶屋 カン月」さんです。
今回もわたくし「もりた」がリポーターです。
カン月は現在の店主さんから見て2代前、祖父の代で1963年に大阪市内で開業されたお店で、羽曳野では1983年からこちらで営業され、現在の店主になられてからは十数年とのこと。
羽曳野で営業を始められたのは店主のお母様のご出身がこの羽曳野だったから!
現在は大阪市内のお店は閉めて、こちらのお店と河原城にある倉庫カフェの2店舗の営業となっています。
ところでみなさん、このお店の名前「カン月」のカタカナの部分、なんでカタカナなのか気になりませんか?
このお店の名前には2通りの説があり、当代の店主も真相は不明との事。
ちなみに、その2つの説とは、初代が甘党だったので「甘月」という説と、先代が関西学院大学出身で、「関」という字と関学のマークが好きだったので「関月」なのではないかという説です。
カン月は、甘味好きであった初代の「これからは甘党の時代だ!」という考えからスイーツ店として初められ、音楽家だった2代目が「これからは紅茶の時代だ!」と紅茶専門店へ変え、ヨーロッパで修業を積まれた現在の店主の代で「これからは洋食の時代だ!」とレストラン形式のお店に変化し、先代を重んじる気持ちを込めて、「紅茶屋 カン月」という店名に西洋食倶楽部を付けたそうです。
店内にはショーケースがありますが、こちらは空。

以前はケーキの販売もしていたそうですが、近隣にケーキ屋さんも多く、店主の「当店でしか食べられない出来立てのスイーツを食べてほしい!」という思いから、現在はケーキの販売はしていないそうです。
さて、はびきのにあるカン月の特徴はまずこの外観!
これは道路から見えるお店の姿ですが、実はこのドアは入口ではなく中庭で、こちらからは店内へは入れません。
本当の入り口は写真右側のこちら。

正面の入り口はこちらですが、お店の裏には駐車場側からも店内に入れるようになっています。
外観もお洒落ですが、内装もとても凝っています。

奥の暖炉や写真のお洒落な二階はフェイクで実際は入れませんが、カウンターの奥のガラスの向こうは本格的なワインセラーになっています。

メニューはランチ、ティータイム、ディナーで完全に変わり、ディナーはバル形式となっています。

紅茶はもちろん、スイーツの種類も豊富です!

今回はティータイムだったため、紅茶を三種、フードを三種注文。
紅茶は中国のラプサン・スーチョン、アフリカのアフリカン・ジョイ、そしてシナモンティー。
店主からのおすすめの飲み方はストレート。時間がたって味が濃くなったときはミルクか差し湯で薄めて飲むそうです。
一般的な印象がある砂糖での甘味付けは日本のメジャーであり、本格的なスタイルではないとの事。
紅茶はまずティーポットが置かれ、程よい蒸らし具合になったころに暖められたティーカップが出てきてポットの中身を軽く混ぜてくれます。

これで準備完了。
後は自分でカップに注いでお好きな飲み方でどうぞ!
ラプサン・スーチョンは何となく漢方のような独特の香りがする紅茶で、どちらかと言うと中国茶のような雰囲気のある味でした。
アフリカン・ジョイは渋みが少なくてあっさりと癖がない、飲みやすい味と香り。
シナモンティーはシナモンパウダーではなくスティックを使ってしっかり風味を付けられており、香りだけでなく味までシナモン風味。ただし、紅茶の方の風味は完全にシナモンに負けてしまってわからなくなっていました。
フードはつぶあんクリームパンペルジュ、キャラメルショコラパンペルジュ、生ハムと季節のサラダのガレット。

カン月のパンペルジュはフランスパンを使っているのでカリカリで、出来立てなのでアツアツ!
どれも甘さがかなり強く、砂糖なしの紅茶と一緒に食べるとちょうどいいと思います。
しかし、しつこい甘さではないのでどちらも最後までおいしくいただけました。
つぶあんクリームパンペルジュは、名前のとおりつぶあんと生クリームがトッピングされたパンペルジュで、あんパンやクリームパンなんてものがあるとおり相性は抜群!
キャラメルショコラパンペルジュは、トッピングされた生クリームの上からとてもおいしいキャラメルソースとチョコレートソースがかかっているのですが、このソースが実は両方カン月オリジナル。自分で作ったものならば品質に自信を持って提供できるから、という店主のこだわりが詰まった一品です。
生ハムと季節のサラダのガレットは甘さはなく、甘いクレープ用の生地と比べると甘味が控えめの生地に、新鮮な野菜と塩気の強い生ハム、そして半熟卵が乗っていて食べるのが少し難しいですが、おなかが膨れる一品でした。もちろんこちらもストレートの紅茶にばっちり合います。
甘いものが苦手な方はこういったフード系のメニューもあるのがうれしいですね。
おいしいガレットについついがっついてしまいました。

本日もおいしくいただきました!
ランチのヘビーローテーション入り間違いなしの満足感です。

本日は羽曳野市内でも有名な紅茶専門店のご紹介でした。
羽曳野市観光協会は羽曳野市民も楽しめる地元の魅力再発見に努めます!
「西洋食倶楽部紅茶屋 カン月」
【住所】
大阪府羽曳野市はびきの4-14-15
【電話番号】
072-958-4130
【営業時間】
11:00~21:00
【定休日】
月曜日
当ブログ5回目の更新です。
第一回で埴生野、第二回は恵我ノ荘、第三回で伊賀、第四回で白鳥と来て、今回ははびきののお店を紹介します。
今回紹介するのは「西洋食倶楽部紅茶屋 カン月」さんです。
今回もわたくし「もりた」がリポーターです。
カン月は現在の店主さんから見て2代前、祖父の代で1963年に大阪市内で開業されたお店で、羽曳野では1983年からこちらで営業され、現在の店主になられてからは十数年とのこと。
羽曳野で営業を始められたのは店主のお母様のご出身がこの羽曳野だったから!
現在は大阪市内のお店は閉めて、こちらのお店と河原城にある倉庫カフェの2店舗の営業となっています。
ところでみなさん、このお店の名前「カン月」のカタカナの部分、なんでカタカナなのか気になりませんか?
このお店の名前には2通りの説があり、当代の店主も真相は不明との事。
ちなみに、その2つの説とは、初代が甘党だったので「甘月」という説と、先代が関西学院大学出身で、「関」という字と関学のマークが好きだったので「関月」なのではないかという説です。
カン月は、甘味好きであった初代の「これからは甘党の時代だ!」という考えからスイーツ店として初められ、音楽家だった2代目が「これからは紅茶の時代だ!」と紅茶専門店へ変え、ヨーロッパで修業を積まれた現在の店主の代で「これからは洋食の時代だ!」とレストラン形式のお店に変化し、先代を重んじる気持ちを込めて、「紅茶屋 カン月」という店名に西洋食倶楽部を付けたそうです。
店内にはショーケースがありますが、こちらは空。

以前はケーキの販売もしていたそうですが、近隣にケーキ屋さんも多く、店主の「当店でしか食べられない出来立てのスイーツを食べてほしい!」という思いから、現在はケーキの販売はしていないそうです。
さて、はびきのにあるカン月の特徴はまずこの外観!

これは道路から見えるお店の姿ですが、実はこのドアは入口ではなく中庭で、こちらからは店内へは入れません。
本当の入り口は写真右側のこちら。


正面の入り口はこちらですが、お店の裏には駐車場側からも店内に入れるようになっています。
外観もお洒落ですが、内装もとても凝っています。


奥の暖炉や写真のお洒落な二階はフェイクで実際は入れませんが、カウンターの奥のガラスの向こうは本格的なワインセラーになっています。

メニューはランチ、ティータイム、ディナーで完全に変わり、ディナーはバル形式となっています。

紅茶はもちろん、スイーツの種類も豊富です!


今回はティータイムだったため、紅茶を三種、フードを三種注文。
紅茶は中国のラプサン・スーチョン、アフリカのアフリカン・ジョイ、そしてシナモンティー。
店主からのおすすめの飲み方はストレート。時間がたって味が濃くなったときはミルクか差し湯で薄めて飲むそうです。
一般的な印象がある砂糖での甘味付けは日本のメジャーであり、本格的なスタイルではないとの事。
紅茶はまずティーポットが置かれ、程よい蒸らし具合になったころに暖められたティーカップが出てきてポットの中身を軽く混ぜてくれます。

これで準備完了。
後は自分でカップに注いでお好きな飲み方でどうぞ!
ラプサン・スーチョンは何となく漢方のような独特の香りがする紅茶で、どちらかと言うと中国茶のような雰囲気のある味でした。
アフリカン・ジョイは渋みが少なくてあっさりと癖がない、飲みやすい味と香り。
シナモンティーはシナモンパウダーではなくスティックを使ってしっかり風味を付けられており、香りだけでなく味までシナモン風味。ただし、紅茶の方の風味は完全にシナモンに負けてしまってわからなくなっていました。
フードはつぶあんクリームパンペルジュ、キャラメルショコラパンペルジュ、生ハムと季節のサラダのガレット。



パンペルジュというのはフレンチトーストのこと。 |
カン月のパンペルジュはフランスパンを使っているのでカリカリで、出来立てなのでアツアツ!
どれも甘さがかなり強く、砂糖なしの紅茶と一緒に食べるとちょうどいいと思います。
しかし、しつこい甘さではないのでどちらも最後までおいしくいただけました。
つぶあんクリームパンペルジュは、名前のとおりつぶあんと生クリームがトッピングされたパンペルジュで、あんパンやクリームパンなんてものがあるとおり相性は抜群!
キャラメルショコラパンペルジュは、トッピングされた生クリームの上からとてもおいしいキャラメルソースとチョコレートソースがかかっているのですが、このソースが実は両方カン月オリジナル。自分で作ったものならば品質に自信を持って提供できるから、という店主のこだわりが詰まった一品です。
生ハムと季節のサラダのガレットは甘さはなく、甘いクレープ用の生地と比べると甘味が控えめの生地に、新鮮な野菜と塩気の強い生ハム、そして半熟卵が乗っていて食べるのが少し難しいですが、おなかが膨れる一品でした。もちろんこちらもストレートの紅茶にばっちり合います。
甘いものが苦手な方はこういったフード系のメニューもあるのがうれしいですね。
おいしいガレットについついがっついてしまいました。

本日もおいしくいただきました!
ランチのヘビーローテーション入り間違いなしの満足感です。

本日は羽曳野市内でも有名な紅茶専門店のご紹介でした。
羽曳野市観光協会は羽曳野市民も楽しめる地元の魅力再発見に努めます!
「西洋食倶楽部紅茶屋 カン月」
【住所】
大阪府羽曳野市はびきの4-14-15
【電話番号】
072-958-4130
【営業時間】
11:00~21:00
【定休日】
月曜日
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